弦高調整からピッキングフォーム | ~ イチゴイチエ ~

弦高調整からピッキングフォーム

先日、自分のベースの弦高調整を行ない、
その際弦等について色々と調べていたら、
これまでのベース観を覆される事態になってしまいました・・・


まだまだ研究&勉強段階でありますが、
10年ほどベースを弾いてきても知らない世界があることを
多くのベース弾きやミュージシャンにも知ってもらい、
意見なども得たいので、稚拙な文章ではありますが
記していこうと思います。


因みに、新たに「ベース・研究、考察編」とテーマを立てておきました。




さて、そもそものきっかけは、
このブログのブックマークからもリンクさせていただきましたが、
みのりんさんの「電気ベース&おとなの部活blog」へ辿り着いたことでした。


そこには「ライトタッチ奏法」についてや、
弦の振動についての考察が記載されてありました。


「電気ベース&おとなの部活blog」
2月28日の記事「ライトタッチは「弱く弾く」奏法か?」参照




まず引っ掛かったのは、記事内のこの言葉。

「ライトタッチを習得してみると、
 この奏法について世間で言われていることに
 違和感を覚えることが多くなりました。
 僕自身もかなり誤解していたようですし」



はっきり言って、僕もこの「ライトタッチ奏法」という単語には、
大きな偏見を持っておりました。

その「ライトタッチ奏法」の一般的な誤解内容については、
上記、みのりんさんのブログ内に譲るとしまして、
僕の偏見の経緯を、、、。


僕がライトタッチ奏法という単語を知ったのは、
もう5.6年前の話でしょうか。


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
大阪の堺市、新金岡にある楽器店TSCというショップにおいて、
「激鳴り」というリペアを行なっていらっしゃり、
「激鳴り」を施した楽器は、
かなり低い弦高、めちゃめちゃ音が鳴るようになる、とのこと。


初めてこれを知った際、かなり興味を持ったのですが、
どうしても僕が受け入れにくい事が2点あったのです。

それは、この「激鳴り」にした楽器には、
1.この店のオリジナル指定弦を使用する。
2.ライトタッチピッキング(奏法)を習得する

といった条件があったのです。


ちゃんと自分の目で見ていないのに、頭から否定する事はいけないのですが、
僕は頑固なので(笑)、
「そんな、束縛されるような事をしないといけないなんて!!」
と、すっかり拒絶。
興味を失ってしまいました。


※誤解の無いように記しておきますが、
 指定弦についてはこのお店のご主人が、
 「一般的に売っているものに納得がいかないから自作した」
 と言う事が背景にあるようです。



さてさて、そんな事もあったのですが、
僕よりもずっと先輩で、めちゃめちゃ上手いベース弾きの方が
「自身も誤解をしていた」と言っておられる。

しかも、その奏法では弦高をさらに下げられるとのこと。


これはちゃんと調べないといかんなー、と思ったのでした。


そして「ライトタッチ奏法」に引き続き、
「縦振動」というキーワードに辿り着くのでした。


~続く~