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ゴジラvsコング

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』はまだ観てないし、『キングコング:髑髏島の巨神』はあまり覚えてないけど、とりあえず評価良さそうだったので鑑賞。

なんとなくこれまでの話の前提はありそうだけど、未見でも全然問題なかったです。(ていうかストーリーはあってないようなものだったかも)


髑髏島から連れ出されたコング。コングが求める故郷となるだろう世界は、まさかの地球〇〇説の場所。学研ムーが大好きならワクワクできますね。

そんなコングをある場所へ連れて行く途中で、“本能的に敵を察知する”という都合のいい感じで登場するゴジラとの海上バトルも大迫力。
予告編のシーン、けっこう早く出てくるのね~。戦艦もバッカンバッカン沈められるし、戦闘機も踏みつぶされたりコングに投げられたりと、一体これの被害総額はいくらなのだろうかという余計な心配が…笑


この辺までに(人間の)登場人物も何人か出てきているのだけど、誰が主役かよくわからん。中盤で思ったのは「あ、タイトル通りで主役はゴジラとコングなのか」と。
そのくらいに人間ドラマはスッカスカでした。

地球を突き抜けてアメリカから香港まで行っちゃう技術もあったり、そんな超絶技術を保有する会社のセキュリティをサクサクすり抜けていくガバガバ設定はお約束。

でもそんな細かい事は気にしてはいけません。終盤のプロレスのごとくのバトルの激しさが素晴らしい。これは映画館の大スクリーン&大音響で観る価値あり。日本生まれキャラであるゴジラを応援したい気もするし、どことなく人間くさいコングも応援したいしで、どっちを応援したらいいのだ、という迷いが生まれましたよ。

そしてまさかのモンスターキャラの登場にも大興奮させられ、決着にも「なるほど、そういう風に話をまとめるのね~」と。ちょっと都合よすぎだったけど、徹頭徹尾で都合がいい映画だから問題無し!
(それでもモンスターが大暴れした香港の被害総額は気になるところ←)


ゴジラとコング、果たしてどちらが強いのか。頭空っぽにしても楽しめる痛快なモンスターバトル映画でした。



そして本作でハリウッドデビューとなった小栗旬。思っていたよりは出番少なめだったかな。あと扱われ方がちょい残念・・・。
英語も必死で勉強したとの事で、今後も世界で活躍してほしいなあ。インタビューで「サーモン」の発音に苦労したって話を見てたのでそこばかり気になってしまった。笑
「Like spawning salmon」最初の方で出てくるのでご注目~。

「小栗旬、『ゴジラvsコング』で感じた悔しさと孤独 ─ 「謙さんはすごい」ハリウッド再挑戦へ準備」
https://theriver.jp/gvk-shun/


2021/07/03(土) T・ジョイPRINCE 品川 シアター11 16:30回にて鑑賞。IMAX 3D字幕 L-15