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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑

ウサギのピーターとビアの恋人であるマグレガーの因縁の対決から時は流れ、ついにビアとマグレガーは結婚をする事に。以前のようないがみあいは無いが、何かと口うるさいマグレガーに嫌気がさしたピーターは都会へ家出する。そこで今は亡き父親の親友だったというバーナバスというワルに出会ったピーターは・・・




「かわいいウサちゃんたちのハートフルなコメディ映画」と思わせておいて、人間VSウサギの壮絶なバトル映画だった1作目から、まさかの2作目!
気になったので観てきました。

1作目の感想はこちら
https://filmarks.com/movies/71643/reviews/63582179



さすがに1作目の対人間バトルの描写がキツかったからか、本作では少し抑え目?
ビアとマグレガーの結婚を祝福し、それなりに改心したピーターだけどやる事なす事裏目に出て、マグレガーからはいつも口うるさく怒られる…。嫌気がさしたピーターは「ワルになってやる!」とやさぐれて家を出てしまう。
そこで出会ったバーナバスというワルウサギが企むドライフルーツ強盗に加担していくというドタバタコメディ。


「オーシャンズ」シリーズのような強盗テイストもあるのだけど、特に悪党というわけではない人間達をボコボコとやっていくのは、笑えはするけど爽快感には欠ける印象をもってしまったところ。

またウサギやアナグマ、大きな鹿(トナカイ?)すらも電車や車を使いこなすという超ご都合の良い展開が続々となので細かい事は気にせず、前作同様これはファンタジーとしてモフモフを楽しむのが一番かと思います。


片やビアは自分の書く本をもっと売りたいという欲目に溺れて、出版社の言いなりで迷走していくさまが描かれてました。
その迷走っぷりがピーター達のストーリーと絡んで回収されていくという作りは面白かったです。


とりあえず、あれこれ巻き込まれて一番かわいそうなのは本作でもマクレガーでしたかね。笑
でもピーターとの関係性を前向きなものにする内容には少しグっときました。
テンポよく笑えて面白い2作目になっているかと思います。



そういえば街中にいる動物をホイホイと捕まえて売りさばくペットショップが出てくるのですが、回転率良すぎて笑えました。元手タダだし、いい商売ですな♪


2021/06/26(土) T・ジョイPRINCE 品川 シアター6 19:00回にて鑑賞。字幕 G-12